全力日記

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2020.6.7 【練習試合(巨人vsヤクルト)】先発田口麗斗の球種割合と高さの比率から投球内容を分析しました!

6月7日練習試合 巨人vsヤクルト(巨人ファンによる)まとめ

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今回は6月7日の試合で先発した田口麗斗投手を中心に試合の振り返りをしたいと思います。

 

試合を見た後の印象で立てた仮説をちゃんと振り返ってみたらどうなのか?ということをやっています。

 

あくまでDAZNで中継を見て、野球速報のアプリで球種、高さを確認しながら考察したものになります。

※完全に自己満で仮説を立てて検証してます...(笑)

 

専門的、統計的分析を行なっているわけではないので、あくまで1人のファンの意見として捉えて頂けると幸いです。

 

最後まで読んで頂けると嬉しいです!

 

今回の田口投手に関する仮説

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今日の田口投手は試合全体を通してストレート・スライダーのコントロールが安定していて5回を投げて被安打4、失点2と先発投手の役割を果たしていました。

 

そんな中でも5回にヤクルトの9番・渡邉選手にホームランを浴びたボールは真ん中~高めに浮いた失投でしたし、その次の打者1番・坂口選手への投球は全体的に高めに浮いていました。

 

そこで、今回は久々の実践ということもあり、

「試合後半はボールが浮いてしまっていたのではないか?」

という仮説を立て、実際に検証してみました。

 

 

 

 

2020年6月7日の練習試合結果(巨人vsヤクルト)

    1 2 3 4 5 6 7 8 9   計

ヤ 0 0 0 1 2 0 0 0 0   2

巨 1 5 0 0 1 0 0 1 1   8

 

 

2020年6月7日のスタメン(巨人のみ)

 

1 増田(大)4

2 湯浅   6

3 丸         8

4 岡本    DH

5 亀井        7

6 中島        3

7 パーラ    9

8 炭谷        2

9 北村        5

P 田口

 

田口投手のの球種の割合

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上のグラフは田口投手が6月7日の試合で投じた球種の割合を示したものです。

 

ほとんどがストレートとスライダーで構成されています。

 

今日の田口投手はどのボールもコントロールが定まっていて、ストレートにも威力があるように見えたので、この2球種を軸として安定したピッチングを見せてくれました。

 

1巡目と2巡目で多少の差が見られるかと思ったのですが、ほぼ同じ構成となりました。

 

 

 

 

後半にかけての高低の制球力は?

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1巡目と2巡目での高低の制球力に影響があるのではないかと思い、ストライクゾーンを縦に3分割して各ゾーンへの投球の割合を求めてみました。

 

そんな仮説を立ててグラフにしてみたのですが...

 

むしろ2巡目のほうが低めの割合が高くなっていますね...(笑)

 

今日の田口投手は後半になっても低めにしっかりコントロールができていたようです。

 

しかしこのデータは低めに大きく外れたボール球も計算に入ってしまっているので、そこだけは怪しいデータかもしれませんが...

 

 

ただ、このデータに唯一含まれていない3巡目にあたる坂口選手の第3打席は明らかにボールが浮いていました。

(ホームランを打たれた直後です)

 

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この打席について見てみると、ここまで投げていなかった早めのスライダー(カットボール)が投げられていることが分かります。

 

カットボールを試すという意図もあったのかもしれません。

 

 

 

田口投手に関する分析まとめ

 

今回の仮説は大きく外れたものとなってしまいました。

 

今日の球数は79球ということで、シーズンに入ったら当然もっと多くの球数を投げることになるでしょう。

 

そうなった時の制球力や、調子が良い日と悪い日を比較した分析なんかができたら面白いかもしれないと思いました。

 

 

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