今回は昨日(2017年11月16日)に行われた
ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップの韓国戦について書きたいと思います
なんとこの試合、僕は現地観戦できたのです!!
なのでたっぷりと試合結果を書きたいと思います!
この韓国戦が初戦ということで、、、
↓
そもそもどんな大会なのか?
まずこの大会ですが参加できる選手が限定されており、大会規定には以下のように書かれています。
大会に出場できる選手は参加連盟の属する国、地域の国籍を持ち、1993年1月1日以降生まれの24歳以下あるいは入団3年以内の選手。その他オーバーエイジ枠として3名の出場を認める。
※大会規定より抜粋
つまりWBCなどの国際大会でこれまで活躍してきた選手たちとは違う、若い選手たちが 今大会のメンバーの多くを占めているということになります。
将来的には東京オリンピックで活躍するかもしれない選手たちが今大会の主役であるということです!
出場チームは韓国、日本、台湾の3チーム。
予選として総当たりの試合を行い、その結果上位の2チームが決勝戦を行いアジア王者を決めることとなります。
ちょっとアジア大会という割にはチームが少なく感じるかもしれませんが、台湾も韓国も強豪国であり日本とはこれまでも多くの激戦を繰り広げてきたチームなので油断はできません。
試合数は少なくとも非常に見ごたえのある試合となることが予想されます。
初戦日本VS韓国の結果は見どころ満載のの劇的な結末に!
さて、さっそく初戦の日韓戦についてみていきましょう。
皆さんどんな結果になったのかご存知ですよね?
スコアは以下の通りです!
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
韓国 0 0 0 4 0 0 0 0 0 3 7
日本 0 0 1 0 0 2 0 0 1 4x 8
なんと日本のサヨナラ勝利!!
東京ドームは大盛り上がりの試合となりました!
さて、まず序盤ですが
日本は3回裏2死1塁から近藤選手の高いバウンドのゴロが内野安打となり、さらに韓国の二塁手が悪送球をした間に1点を先制します。
この悪送球ですが1塁走者の源田選手の好走塁が引き起こしたミスでした。
近藤選手の打球は1,2塁間へのゴロ。
二塁手が捕球しますが、、、
①1塁手も打球を追ってしまっていた
②投手の1塁ベースカバーが遅れた
この2つのことから1塁には送球できませんでした。
この間に源田選手は2塁ベースを蹴って3塁へ向かいます。
これに慌てた韓国二塁手のパク選手が悪送球をし三塁手がボール拾っている間に源田選手がホームインしました。
相手のミスからの得点ではありましたが源田選手の俊足と判断力が得点を呼び込んだとも言えるでしょう。
若い選手らしい機動力を使っての先制点でした。
しかしこの後逆転を許し日本は3-4で1点のリードを許したまま9回裏を迎えます。
このままでは負けてしまうという攻撃で、西川選手、田村選手が四球を選び、更に続く桑原選手ががヒットを打ち満塁とします。
そしてなんと!
次の京田選手も四球を選び押し出しという形で同点に追いつきました!
これは正直韓国代表の投手陣に感謝するしかないですかね、、、(笑)
この後のチャンスでは源田選手、オコエ選手が打ち取られ同点のまま延長戦へと突入します。
さて、ここで国際大会ならではのルール。
タイブレークが適用されます。
このタイブレークとは、簡単に言うと
得点が入りやすいチャンスの状態で攻撃を開始する
という制度です。
普通に延長戦を行うよりも決着がつきやすくなるということですね!
今大会では無死1,2塁からの攻撃となります。
一般的にタイブレークでは、相手の得点を把握したうえで作戦を立てて攻撃できるので後攻の方が有利と言われています。
しかしこの試合、先攻の韓国代表がなんと3得点。。。
1失点ぐらいに抑えてくれれば裏の攻撃でサヨナラだ!などと考えていた僕は半ば諦めムードでした、、、
終電もあったし、、、(笑)
でも最後まで野球はわからないものですね!
1死から上林誠知選手がセンター右への同点3ランホームランを放ってくれました!
なんとなーく沈んでいた日本のファンも大盛り上がりで、外野スタンドだけでなく内野席のほうでも声を出しての応援が始まります。
本当に球場が一体となって応援していて非常に楽しかったです。
その後、西川龍馬選手がヒットで出塁し、すぐに盗塁を決めます。
この盗塁によって、1点も与えられない韓国代表の外野陣は守備位置を前にします。
そして打者の田村龍弘選手が前進した外野を超えるサヨナラヒット!
ファンの盛り上がりも最高潮に達し、サヨナラの瞬間には知らない人同士でもハイタッチをしていました!
これが野球観戦の面白いところですよね、、、!
試合後、監督インタビューまでの間に流れていた
♪ウルトラソウル に合わせて球場中が大合唱で大盛り上がり。
誰から始まったのかはわかりませんが本当に外野から内野まで一緒になって日本の勝利を喜びました。
こういうのを体験しちゃうとまた見に行きたくなっちゃうんですよね(笑)
正直、試合中盤は眠くなりそうなくらいでしたが帳消しですww
なにはともあれ初戦を勝利で飾った侍ジャパン
この大会でもっと熱い試合をみせてほしい、もっといろんな人に野球の面白さを伝えてほしい、そんな風に思ってます!