高知駅前の銅像3体は坂本龍馬と...
高知駅前に下の写真のような3体の銅像が設置されているのはご存知でしょうか?
左からの順に武市瑞山(半平太)、坂本龍馬、中岡慎太郎の像になっており、高知駅南口を出てすぐ右側に並んで配置されています。
Google map などでは「土佐三志士の像」という名前がしっかりついており、私が高知駅を訪れた際も多くの観光客が写真を撮っていました。
高知県と言えば桂浜にある坂本龍馬像も有名ですが、アクセスの点などから言っても高知駅前で写真に収めておくのもありかもしれません。
このいかにも高知駅のシンボルと言った様子で、3体並んで迫力のある銅像に見えますが先日ネットニュースで衝撃の記事を見つけました...
台風対策で坂本龍馬像が高知駅から一時移動?
ネットニュースを見ていると「台風18号の接近に備えて高知駅前の坂本龍馬像が一時的に移動された」という旨のニュースがありました。
「そうか...今回の台風は勢力も強そうだし高知駅前のあの銅像も避難するのかぁ...」
(画像はNHKニュースサイトより)
「なるほど坂本龍馬像をクレーンで吊りあげて慎重にねぇ...」
となんとなく記事を見て、写真を眺めていたのですが流石に違和感に気づきました。
「銅像ってクレーンでこんな軽々持ち上がるの?」
「そもそも銅像って台風対策必要なの?」
どう考えてもおかしいですよね?
それもそのはず、この坂本龍馬像をはじめとする3体の像は銅像ではなく、発泡スチロールで作られたレプリカ像だったのです!
台風ぐらいどっしり構えて乗り切ってくださいよ!龍馬さん!
って思ったのは僕だけですかね、、、
しかしながら発泡スチロールにすることで設置や維持における費用の削減になるということで、いろいろな事情があるのでしょう。
確かに過去に設置された銅像が、時を経て傷んでしまっている様を見るのは少し痛々しいですからね。
この撤去されてしまった龍馬さん達「土佐三志士の像」ですが、台風が通過すればまた元のように戻されるということです!
このお手軽さも発泡スチロールならではでしょう。
発泡スチロールの龍馬さんが教えてくれた、災害に備えることの大切さですね!