今回は『偽りだらけの依頼人』という題名
鍵を握るのは依頼人がなぜ嘘をついているのかということですかね、、、
話は依頼人が毛利探偵事務所に電話をかけてくるとこほから始まります。
なんでも人探しの依頼をどうしても受けてほしいとか、、
働きたくない毛利小五郎でしたが仕方ないく事務所に招き入れると、なんと!
小五郎好みのめちゃくちゃ美人な和服の女性が依頼人でした😁
依頼人の姿を見た途端に小五郎は髭を剃り白のスーツに着替えて気合い十分に…
まぁお約束ですね笑
池波と名乗る依頼人は中学時代の剣道部の仲間である柴田四朗という男子生徒を探してほしいとか。
なんでもこの柴田四朗氏は剣道がとても上手かったそうで、唯一の手がかりの写真にはトロフィーを持って写っていました。
依頼人の池波氏は咳き込んでほこりアレルギーだという話をしました。
が、これは嘘。
コナンはその直後に池波氏の趣味が編み物だと聞いて、ほこりの出やすい編み物を趣味にしているのにアレルギーなのは嘘に違いないと疑問を抱きます。
なお、この時に池波氏は料理ができないということも話していました。
ほこりを避ける為にコナン達は1階の喫茶店ポアロに場所を移して話を聞きます。
喫茶店での注文の際、
池波氏が「レイコ…」突然と呟きます。
それについて聞いて見ると昔柴田さんが彼女(池波)のことをそう呼んでいたそう。
当時柴田から池波が借りていた小説にレイコという女性が登場し、その女性が池波に似ていたからそう呼んでいたとか。
探してほしいという柴田四朗という男ですが情報は中学時代の写真のみ。
これでは捜査のしようがありません。
そんなとき池波氏がこう切り出します。
「あの方に、、、高校生探偵の工藤新一に意見を求めてみては?
彼が毛利探偵事務所に出入りしているというのを風の噂で聞きましたよ。」と
コナンはこれを聞いて焦ります。
黒の組織に自分が生きているということがバレてしまっているのではないか、と。
この220話の時点では黒の組織は工藤新一のことを死んだと思っているんですね。
さて、池波氏が柴田四朗を探している理由ですが、前述した小説を借りた際にしおり代わりにしていた写真を挟んだまま返してしまい、その写真を返してほしいとのこと。
随分前の写真を取り返すんですね〜笑
ここで、コナンの助言もあり柴田四朗さんは静岡の剣道の大会一般の部によく入賞しているということがわかりました。
結婚していて住んでいる場所もわかりました。
ということで家へ向かいましょー!
そして柴田四朗さんが住んでいるマンションに到着し、部屋のインターホンを押しますが返事がありません。
この時既に夜の7時頃。
諦めて帰ろうとした時、同じマンションの住人で柴田さんと麻雀仲間だという吉川竹造さんと出会います。
吉川「この後柴田さんと麻雀をやる約束をしてるんだ。だからいないってことはないと思うよ。どうせ寝てるんだろ?」
そう言って吉川さんは玄関のノブに手をかけると鍵が開いているではありませんか!
これは…殺人の予感、、、笑
そして中に入ってみると、入ってすぐ右側のダイニングスペースにはつけたままのテレビと、食べかけで冷めている朝食らしきものが置いてありました。
隣にはその日の朝刊も置いてあります。
その焼き魚をみて
池波「せっかく旨そうなグジなのに」
と魚の名前をサラッと口にしました。
もうお気づきでしょうか?
これは池波さんのもう一つの嘘が判明した瞬間です。
調理された焼き魚を見て魚の名前をパッと言い当ててみせる。
これは普段料理をする人でないとできませんよね?
コナンはこの発言で更に池波氏の嘘に疑問を持ちます。
ちょうどそこに、
柴田四朗さんの妻である柴田恭子さんが帰ってきました。
どうやらゴルフにでも行っていたようです。
なぜか自分の家にいる小五郎一行に対し、なぜ家の中にいるのかと恭子さんは問いただしますが、、、その時
吉川「おい、柴田さん、どうした?」
と、先に奥の部屋に入っていた吉川の声が聞こえてきました。
これはやっぱり殺人ですかね?笑
先に奥に1人で入っている吉川さんは犯人でこの間に何か証拠を隠滅してるのでは?
と、コナンを毎日のように見ていると推測してしまうのですが…
皆が急いで奥の部屋にかけつけると、、
柴田四朗さんが頭から血を流し倒れているではないですか!
やっぱり殺人でしたね笑
そして柴田四朗さんの右手には何かの写真が握りしめてありました。
その写真は何と池波氏が探していたと思われる写真で、池波氏の中学時代の姿が写っていました。
めっちゃかわいいですね笑
ということで、警察を呼ぶと
ここは静岡県ですからあの刑事が来ます。
髪の毛モジャモジャの横溝刑事です。
この人は毛利探偵を心の底から尊敬しており、他の地方刑事と違ってなかなかしっかりしているタイプ。
実は結構初期の話から登場しているんですよ?
死亡推定時刻はこの日の明け方から朝にかけてだそう。
アリバイ調査が始まります。
柴田恭子:友人とのゴルフに行くため朝の5時に迎えに来た友人の車で出発し、事件後に帰宅して毛利小五郎一行と鉢合わせ。
その時間には夜中の3時頃に帰って来た柴田四朗さんはまだ寝ていたそうです。
なんでも前の日は吉川さんと麻雀を夜中の3時頃までやっていたとか…
遊びまくりですね( ̄O ̄;)
また、奥さんによると朝刊は朝の6時頃に玄関ドアのポストに投函されるそう。
つまり、奥さんが家を出てから四朗さん本人が新聞を取ったことになります。
この時ついていたテレビですが、奥さんによると朝8時からやっている『剣勇伝説』という四朗さんお気に入りの番組を見ていたのではないか?ということでした。
この番組を録画しながら見ていたそうで、小五郎一行が柴田家に着いたときにも録画は継続してたそうです。
そしてここでコナンが四朗さんの部屋のLDプライヤーやスピーカーが一部なくなっていることに気づきます。
奥さんに事情を聞こうとすると、吉川さんざその話を遮ります。
吉川「そんなことはどうでもいいじゃないですか!こっちは早く帰りたいんですよ〜」
と。
実に怪しいですね笑
結局、その話は後回しになり
アリバイ確認の為に奥さんの恭子さんはゴルフ仲間に、吉川さんは麻雀仲間に連絡をとることになりました。
恭子さんは確かに朝5時に迎えに来てもらい、夜の7時過ぎに家の前まで送ってもらっていることがわかりました。
アリバイは完璧のようですね。
朝刊が6時に届いていることも確認できたため、犯行時刻は朝8時〜8時45分の『剣勇伝説』が放送している間ではないかということになりました。
一方の吉川さんは朝8時頃は寝ていたという主張ですが一人暮らしのため証明はできず。
ただ夜の7時に迎えに来るまえに留守電を入れていたようで、死んでると知っていたらそんなことはしないという言い分です。
う〜ん、、説得力にかけますね笑
追い込まれた吉川さんは小五郎一行を指差して
「この人達はどうなんだよ!刑事さんの顔見知りみたいだけどよぉ!」
と言いますがあの有名な毛利小五郎だと分かり納得。
ただここで初めて池波さんに話が振られます。
コナンの指摘により、池波氏が探していた写真が柴田四朗さんに握りしめられていることが確認されました。
更に、例の小説が四朗さんのお腹の下敷きになっていたことが判明し、これは四朗さんからのダイイングメッセージではないかという話になります。
横溝刑事は完全に池波氏を疑い始めます。
この小説が都合よく近くにあったことに疑いが生まれますが、それは事件の前々日に柴田四朗さんにかかってきた電話によって、四朗さんか自分で床に本棚の下に取り出しておいたものだそう。
電話をしながら
四朗「あーあったあった!」
といいながらその本を取り出したそうです。
この後、鑑識さんから奥の部屋(遺体がある部屋)に向かう途中の廊下にも血痕が残っていることがわかりました。
加えて、例の小説を読んだことがあるという鑑識さんの話から、小説にはレイコという女性は登場していないことがわかります。
さて、
また池波氏の嘘が明らかになりましたね。
いったい池波氏は何者なのか?
そして犯人は誰なのか?
後半へ続く!!
名探偵コナン 第221話『偽りだらけの依頼人(後編)』 あらすじ・感想 - 全力のぞ日記
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