今回の話は珍しくコナンの推理が上手くいかないという他ではあまり見ないストーリーでした。
少年探偵団がリンタロウ君という小学生から相談を受けるところから話はスタートします。
リンタロウ君の実家は家族で食堂を経営しているそうですが、外観も古く客は来ない暇な状態が続いてるそう、、、
元太もリンタロウ君が目の前にいるのに
「店は暗くて汚いし何食ってもマズイからいつもガラガラなんだよなぁ🤔」
と言っておりました笑
さて、リンタロウ君からの相談というのは、そんなお店に2ヶ月前にやってきた亀倉雄二という男が怪しいということ。
なんでも亀倉はリンタロウくんの死んだ祖父に恩返しがしたいということで住み込みで給料はもらわずに働き始めたとか、、、
この時点でコナンは
「上手く居候先を見つけた男」ぐらいにしか思っておらず嫌々食堂の様子を見に行くことに、、、
食堂に行ってみるとなんと食堂は大繁盛😳
リンタロウ君によると亀倉が来てからというもの、亀倉のお金で改装工事をしたり、亀倉による料理の指導があったりで家族総出で働くほどの大繁盛だとか(ーー;)
そんなお店の扉の一つに
『新メニュー開発のため絶対立入禁止』
といういかにも怪しい張り紙が…
そこには亀倉が1人で朝から晩までこもっているということで、コナンはシャーロックホームズの小説にでてくるある事件を思い出します。
その事件とはレストランで働き始めた従業員が銀行まで地下に穴を掘って、お店のお金を盗み出そうとするという事件。
ですがコナンは今どきありえないと考え、その事件のことを口に出すのはやめますが…その時!
同じ小説を知っていた光彦が完全に同じだと疑い始め、少年探偵団も一気にその線で疑い始めます…
コナンはありえないと考えながらも渋々亀倉と接触し、掌を見せてもらうことに…
すると!
明らかにスコップで地面を掘っているときにできるであろうマメが手にたくさんあるじゃないですか!?
つまりお店を忙しくして家族が手を離せなくなっている状態を作りだし、亀倉は新メニュー開発という口実で1人になることに成功したということですね💁♂️
この辺りからコナンは自分の推理に自信をなくします笑
珍しいですね笑
ここからは光彦主導で捜査が進み
食堂の近所の宝石屋で5年前に宝石強盗事件が発生しており、犯人は未だに捕まっていないという話を聞きます。
しかもちょうど5年前に食堂は建て替え工事をしていたとか笑
そして少年探偵団は食堂の地下に埋まっている盗んだ宝石を、強盗犯の亀倉が回収しにやってきたというごく単純な推理のもと亀倉に罠を仕掛けます。
亀倉と再び接触し
元太はこんな会話で罠を仕掛けます。
元太「知ってますよ全て」
亀倉「な、なにをだい?」
元太「俺たち少年探偵団の目は誤魔化せないってことですよ」
めちゃくちゃ単純ですね笑
こんな小学生との会話で犯人が慌てるとは思えないコナンは、上手く行くわけがないと考えていますが、、、
なんと!
リンタロウ君一家に亀倉は1泊の温泉旅行をプレゼントします!
これは明らかに家を自分一人にするための策ですね〜
元太の罠で慌てたのでしょうか…
亀倉はリンタロウ君の家族を見送ったあと一人で食堂に入ります。
そして地面を掘って遂に!
当時の宝石を見つけ出すことに成功しました!
そこに張り込んでいた少年探偵団が突撃し、自信をなくしたコナンに気を遣って、光彦はコナンに推理を披露させます。
すると犯人は簡単に認め真相を話始めました…
結局ほとんど推理は正しく、コナンは拍子抜けし、挙げ句の果てにはコナンが亀倉に怒鳴りちらします…
コナン「なんでお店を繁盛させるなんて面倒なことしたんだ!最初っから温泉旅行をプレゼントすれば掘り起こす時間は十分に確保できたじゃないか!」
すると犯人は
亀倉「あー思いつかなかったよ」
コナンには単純すぎて、また犯人が素直すぎて真相に近づくことがでなかったんですね笑
いつもは少年探偵団の単純すぎる推理を指摘する側だったコナンですが、今回は単純すぎる犯人だった為に光彦の推理が当たってしまったんですね〜
本当に珍しくコナンの推理が外れる形になり、また自信のないコナン(工藤新一)を見るのはめったにないことなので新鮮で面白い話でした!
いつもは少年探偵団の足引っ張ってる感にヤキモキしながら見ていますが、たまにはこういう回があってもいいですね笑
まぁビシッと推理を決めるコナンが一番いいのですが…